気体・液体などを通して輸送するために用いる配管の材料には様々な材質が用いられていますが、代表的なものとしては、給水・給湯・排水用のすべてに用いられている塩化ビニール管類、給水・給湯用に用いられる鋼管、塩化ビライニング鋼管、銅管、ステンレス管、合成樹脂管、そして排水専門の管種である耐火二層管などがあります。
ここで注目する銅管は、耐食性と同時に熱伝導性も優れているため、給水・給湯用以外にも空調冷媒用(エアコン、大型空調機、冷蔵庫、冷凍装置などに使用される熱交換器用)にも使用されており、特にエアコンの配管はほぼ100%が銅管となっているようで、実は日本おける銅管の需要の大部分をエアコンの配管が占めているようです。
これに対して給水用に使われる銅管のシェアは銅管需要の1.2%と大変少ないのですが、近年銅管の持つ抗菌作用と環境にやさしい素材である点が注目され、水道の配管として銅管をもっと普及させようという声も増えつつあり、高品質の水道用銅管も開発され、高層建築物から一戸建て住宅まで使用されています。
水道用の銅管以外にも、用途に合わせて効果的な働きをするよう工夫された用途別の銅管が売り出されています。